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ジャマイカの子どもたちの遊び方

カトリーナ:今回はゲスト記事で、海士町のALTケルロイさん(ジャマイカ出身)がジャマイカの文化について紹介してくれます。テーマはジャマイカの子どもたちの遊び方です。楽しく読んでみましょう!


ボックス・トラック (Box Truck)

ボックス・トラックというのは、ジャマイカの子どもたち(特に男の子)がジュースパックや牛乳パックで作るおもちゃで、1990年代の後半まで人気がありました。おもちゃを買うのが高かったので、子どもたちが竹やペットボトル、ストロー、新聞紙、靴紐、ホース、輪ゴム、糊、細い針金など使える材料を使って、おもちゃを自分で作っていました。これらの材料で様々のおもちゃが作られました。その中、一番人気だったと思われるのがボックス・トラックで、その次は凧です。


ボックス・トラックを作ってみましょう!

必要なもの

・清潔なジュースパックや牛乳パック 5個

・竹串 5本

・ペットボトルのふた 9個

・穴をあけるもの

・カッターナイフ

・ハサミ

・ペン、えんぴつ

・物差し

・セロテープ


作り方はこちらのPDFを見てください!

※穴の位置などの寸法は200mlの牛乳パックに合わせています。



ダンディー・シャンディー (Dandy Shandy)

ダンディー・シャンディーというのは、ジャマイカのドッジボールに似たようなゲームです。普段は日曜日の早めの夕食の後、まだ明るいけど少し涼しくなっている時間にやります。クリスマスや夏休みなどのホリデーに、学校が休みで多くの親戚が家に集まるから、そのような時にすれば一番楽しいです。ビーチで遊んでいる時にも、学校の昼休みの間にも楽しめます。年上の親戚は見ながら応援します。すばしっこさや速さ、反射神経の速さ、力強い送球、エネルギーいっぱい、声援などが関わるゲームです!ダンディー・シャンディーは主に女子向けのゲームですが、もちろん男子も楽しめます。


ルール・遊び方

・新聞紙を詰めたジュースパックがボールになる。

・投手2人が約10メートル離れて立つ。

・その10メートルの間で他のみんながボールに当てられないように逃げる。

・ボールに当てられたらアウト!

2つの遊び方に分けられる:

・個人戦:投手2人(一番年上か一番背の高い人が普通)、他のみんなは逃げる人。投手以外で最後に残った人が勝つ。

・チーム:チームの分け方はランダムやクジ引き、女子対男子、大人対子ども、キャプテンが選ぶなどの分け方ができる。チームに投手1人ずつ(一番上手な人)を決める。逃げる人がチーム交代で1人ずつ入って、相手の投手がボールを投げる。最初に決められた上限まで、1回逃げた人に1点が付く(例:1人に最高20点)。最後に点数の高いチームが勝つ。



カトリーナ:皆さん、ジャマイカのゲームをやってみませんか?ボックス・トラックやダンディー・シャンディーを試してみた方、問合せページでぜひ感想を聞かせてください!


筆者:ケルロイ(外国語指導助手、ジャマイカ出身)

翻訳:カトリーナ

写真:ケルロイ撮影

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