アメリカの多くの人にとって(特にキリスト教の人)、春はきれいな花と新緑の季節だけではなく、イースターの季節でもあります。パステル色の飾りものがたくさん出て、ウサギ、ひよこ、カラフルなたまごがいっぱい入っているかごをどこに行っても見かけます。スーパーや他のお店がイースターのお菓子やスイーツをたくさん出します。特に多いのはウサギやたまごの形をしたチョコやひよこの形をしたマシュマロ、そして様々な色と味のジェリービーンズです
イースター(復活祭)というのは、新生や出生、命などを祝うキリスト教の祝日です。新しい命がテーマなので、たまごや花、そしてウサギ、ひよこ、子羊などの動物の子どもはよくあるモチーフです。
イースターについてもっと詳しく知りたい方は、下記リンクでアメリカンセンターJAPANの記事を読んでください。
今回紹介したいのはイースターエッグを染めることです。私が子どもの頃に毎年家族と一緒に楽しんでいました。隠岐に来てからやっていなかったので、今年は久しぶりにしようと思って、家にあるものをそろえて、ゆで卵をイースターエッグに染めました。
必要なもの:
たまご
酢
食紅
色が付いてもいいスプーンとコップ
キッチンペーパー
ステップ1:たまごをゆでる
前日にゆでておいてもいいし、ゆで卵を買ってもいいです。当日にゆでる場合、染める前に必ず冷蔵庫で冷やしてください。
ステップ2:色を準備する
コップにお湯1/2カップを入れて、酢小さじ1を加えます。次は好きな色の食紅を適量入れて、よく混ぜ合わせます。コップの大きさによって量の調整が必要かもしれないので、たまごが完全に浸かるように確認してください。
染める色全てが準備できるまでステップ2を繰り返します。
※市販の食紅の色に限る必要はありません。イースターに紫が必ずあるので、私は青と赤を混ぜて紫を作りました。
ステップ3:たまごを染める
ゆで卵をステップ2の液体に優しく入れて、完全に浸かる状態で置いておきます。5分ぐらいが経ったら、スプーンでたまごを出して、色を確認します。色によって早く染まる時もありますが、時間が長ければ長いほど色が濃くなります。好みより色が薄すぎると思ったら、液体に戻してもう少し待ちます。
ステップ4:乾かして冷蔵庫に保管する
たまごを出したら、キッチンペーパーで優しくふきます。空気でもう少し乾いてから、パックに戻して、使う時まで冷蔵庫で保管します。
出来上がり!
出来上がったイースターエッグの楽しみ方は色々あります。私のおすすめは、食事の時に、かごやボールに入れて、食卓の真ん中で飾ることです。食べられますので、鮮やかな色でイースターの雰囲気を楽しみながら、皆が自由に取って食べたら楽しいです。
普通のゆで卵と同じ扱いで、食べなかったイースターエッグは冷蔵庫に入れて保存してください。
筆者:カトリーナ
写真:カトリーナ撮影
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