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アメリカの花火


夏がようやく来ました!日本の夏と言えば、何でしょうか?私だと夏祭りと花火大会が思い浮かびます。日本の花火は夏のイメージが強いと思います。

アメリカでも、夏に花火を楽しみますが、季節ではなく、特別な日の理由で花火を上げます。

一番多いのは7月4日、アメリカ合衆国の独立記念日です。自国への愛情を表すために、多くの人々が国旗の赤・白・青を着て集まって、バーベキューをしたり、スイカやアイスクリームを食べたり、そして日が沈んだら、花火を見ます。スパーク花火を使うことも多いです。

この伝統は建国以来ずっと続き、花火に愛国心のイメージが付きました。そのため、他の愛国的な祝日にも花火をする人が多いです。特に5月下旬のメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)にバーベキューと花火をする人が多いです。

しかしアメリカでは、花火が夏だけではありません。独立記念日以外に、花火が一番多いのは年末年始です。伝統的に、ちょうど新年になった瞬間、アメリカの全地域で多くの花火が上がります。わざわざ見に行かなくても、家の中で花火の音が聞こえるかもしれません。時々前後の日々にも花火を上げる人がいます。

他にも使う場が色々あります。例えば、野球の試合や「スーパーボウル」というアメリカンフットボールの最高の大会などのスポーツイベントで花火を上げることが多いです。スパーク花火の使い方も広いです。結婚式の見送りでみんなが並んで、花びらを投げたり、シャボン玉を飛ばすことが多いですが、私の友達の結婚式で大きなスパーク花火で見送りしました。珍しいと思いますが、とてもきれいでした。

アメリカの法律に、花火の免許を持っていない一般の人が花火を買えるかどうかは州や自治体によります。手持ち花火でも禁止されている場所もありますが、私の出身のサウスカロライナ州では、手持ち花火と弱い打ち上げ花火も買うことができます。安全に十分気を付けて、近所や家族で楽しむことができます。

私は日本に留学した時、大きな花火大会を見ることができ、とても印象的でした。見たことのない形の花火もたくさん見ました。そしてアメリカに帰ったら、その花火が日本の恋しいものの一つでした。出身地にある湖で見た小規模の花火がきれいでしたが、心の中で日本の花火大会の思い出があって、また見たい気持ちが強かったです。

去年隠岐に引っ越した時、ちょうど夏でしたので、花火大会を見るのがとても楽しみでした。中村で「ライトアップ隠岐」の花火大会を見に行き、隠岐で最高な思い出を作り始めました。


筆者:カトリーナ

写真:2019年ライトアップ隠岐(カトリーナ撮影)


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