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アメリカの秋と言えばこれ!伝統的な活動

 気温がだんだん涼しくなっていますね!秋の雰囲気になり、栗やさつま芋など秋の味も楽しめる時期に入りました。でも日本の秋だったら、私が一番楽しみにしているのは紅葉です。紅葉はもちろんアメリカにもありますが、日本のもみじの色がとても赤くて特別な景色を作ります。年に一度でもその素敵なもみじを見に行くことができなければ、秋を満喫できないと思います。

 アメリカの秋にも、「これをしないと秋をちゃんと楽しんでいない!」と多くの人に言われる活動が色々あります。その中で私が経験したことがある3つを紹介したいと思います。


🍎りんご狩り

 日本にもありますが、アメリカで秋にりんご狩りする人が多いです。私の実家から車で1時間ぐらいの距離で山の上に広いりんご園があるので、小さい頃から私の家族は毎年必ず行きました。りんごの木に登ったり、食べながら様々な種類のりんごを取ったり、たくさん持って帰りました。種類によって味がだいぶ変わるので、色々な組み合わせでアップルパイとか、アップルバター、アップルソースなどを作りました。

 私の家族は特にアップルソースを毎年必ずたくさん作り、年中食べられるように缶詰めにしていました。母のアップルソースが今も懐かしくて、色々思い出します。例えば、昔はシナモンアップルソースを作ってみたことがありました。しかしシナモンではなく、シナモン味の辛い飴を入れました。美味しかったけど、量らず入れてしまったので、とても辛くなりました!その後の1年間以上、アップルソースを食べる時に辛くないようにシナモンとプレーンを混ぜて食べるようにしました。

 りんご園でりんご狩りなどのアクティビティだけではなく、アップルの様々なお菓子やドーナツ、飲み物なども楽しめます。1日でも過ごせるような秋のパラダイスですね!

🌽トウモロコシ畑の迷路

 トウモロコシ畑に迷路を作る農場があります。友達や家族と一緒に行って、迷子になることを楽しみます。農場によって簡単な迷路と難しい迷路もあり、中に宝探しやなぞなぞ、スタンプラリーなどがある迷路もあります。ハロウィーンが近づくと、夜に特別なイベントを開催する農場もあります。迷路の中をお化け屋敷みたいなものにして、怖い迷路の体験を提供します。

 私が小さい時に両親に連れて行ってもらった記憶がありますが、その後長年行かなくて、2018年に久しぶりに大学の友達と一緒に行きました。小さい時には本当に迷うから楽しかったけど、大人になったら迷わないコツがわかっているので、わざと迷うことが必要でした。でも一人で迷子にならないように気を付けて!友達と一緒に迷って、戦略を立てて出口を探すのが一番楽しいと私は思います。

🎃パンプキン彫り(ジャックオランタン)

 この伝統は多くの人々が小さい頃から毎年しますが、私は2年前までしたことがなかったです。2018年の秋に大学の友達とトウモロコシ畑の迷路に挑戦した時、同じ農場でパンプキン畑もありました。(日本のカボチャとは違う種類のため、英語の「パンプキン」と呼びます。)パンプキンを彫ったことがないと言ったら、親友が「それはいけない!」と言って、一緒に大きなパンプキンを1個ずつ選んで買いました。帰ったら、次のステップでジャックオランタンを作ってみました:

1.パンプキンの上の部分を切り取って(最後にまた上に乗せるので、壊さないように気を付ける)、スプーンで種など中身を全て出す。

2.好きなデザインを決めて、マーカーでパンプキンの外に書く。(デザインは自由です。定番の顔、猫とか、言葉でもできます。)

3.小さなナイフやパンプキン彫り専用の道具を使ってマーカーの線で彫る。細かいデザインは難しいので、なるべく小さくならないように気を付ける。

4.デザインが完成したら、中にローソクや他のライトを入れて、上の部分をまた乗せる。

 パンプキンの中身で汚くなりますが、楽しかったです!時間がたつと腐るので、ハロウィーンの直前に作ってハロウィーンの夜に飾る人が多いです。作った後、中身から出したパンプキンの種を洗い、好みの調味料を付けてオーブンで焼いたら、美味しいおやつになります。

 ※小さな子どもには鋭い道具を使うのが危ないので、パンプキン彫りの代わりに、絵具でパンプキンに絵を描くことも多いです。

 この3つは必ず皆がやっていることではありません。アメリカは広くて、多様な人と文化があるので、場所と人によって、伝統的な活動がだいぶ変わります。

 隠岐の皆さんは秋になると何を一番楽しみにしていますか?「これをしないと秋をちゃんと楽しんでいない!」と思っているものはありますか?


筆者:カトリーナ

写真:カトリーナ撮影

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